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Project-ecn『ユウカのカメラ』

今回は漫画や冊子とはちょっと違って、iPhone用のアプリケーションソフトを紹介します。『ユウカのカメラ』は美少女キャラクターのポートレート写真を撮影できるARアプリです。アプリケーションのダウンロードコードと、開発ヒストリーや“ユウカ”というキャラクターのシナリオが収録された冊子をコミケで販売されているとのことで、「サッシ」でも商品として扱うことになりこうしてこの「ブック狂」でも紹介する運びとなったわけなのです。

AR(拡張現実)技術が登場してからというもの、様々な分野での研究がなされてきた&なされている途中ですが、やはり最も期待されている技術といえば、つまり「俺の二次嫁は現実へと飛び出すか?」ということだと思うんですよね(笑)で、だいぶ前のトピックではありますが、実際に『ラブプラス』でARマーカー(アニメーションを表示させる標識のようなものですかね)を使って《どこでもデート》なんていうのも話題にもなりました。ちなみに本アプリはセンサーベースのARなのでマーカーは必要なく、いつでもどこでも使用可能。場所を選ばずにユウカちゃんと一緒に写真を撮ることができるということですね。

このアプリケーションのウリは、画像からの光源生成や太陽光のシミュレーションでしょうか。つまり「リアリティ」を口で言うのは簡単だが、ソレを獲得するのはなかなか大変だという話で、実際にカメラのなかでキャラクターが現実に飛び出したとして、その空間を照らしている光によって明るさが変わったり影の付き方が変わったりしなければ、背景の風景と馴染まないと。本アプリではカメラ入力の明るさや色合いがキャラクターに反映されることで、これまでのARとは一線を画する「そこにいる感」を実現したのです。そういった問題を技術でカバーすることは実はなかなか大変な労務なのではないかなと、門外漢の僕には思えますが、この冊子に収められた開発者対談では、そうした苦労の跡を垣間みることができます(専門的なプログラミングの話で占められていて、僕にはサッパリでした……)。

開発途中でイラストレーターの作風の変化によるキャラクターデザインの変更などもあったようで、《あの有名漫画家の影響を受けたことが見受けられる》とあるように、なもり先生風のタッチですね。とても可愛いくて良いと思います。「リアリティ」を追求するには、超えなければいけない壁がたくさんあるはず。いろいろな意味で発展が強く望まれている分野だと思いますし、本アプリケーションもまだまだ開発段階とのことですから、今後に期待していきましょう!

参考動画:

しかしこうして見ると、制服にセーターだけだと寒そうですよね。そう簡単にはいかないだろうけれど、シチュエーションに合わせて服装のバリエーションも選べるようになるといいですね。

※実は着せ替えの準備工事は済んでおりまして、既に着せている服はキャラクターと別のモデルになっています。服のリソースと切り替えの仕組みを用意するまで少々お待ちいただければと。(作者談)

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「ユウカのカメラ」 / project-ecn
販売価格(税込): 735 円
A5判 36ページ
発行日: 2013/12/31

美少女ARカメラアプリ ユウカのカメラ
販売価格(税込): 100 円