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ZAWA FREAKBEAT 『Private World volume6』

パンクロックとパワーポップをこよなく愛する、アラサーレコードコレクター、長野。同じアパートの住人である佐々倉雪子、斉藤と音楽という共通の趣味を通じて交流を深め、かねてから「やってみたかった」バンドを三人で始めることとなった。ゆっくりとスタートしたバンド活動だったが、遂に初めて貸しスタジオで実際に練習をし、手応えを感じる長野たち。仕事の傍ら、週末にはセッションを重ね、アパートに帰れば部屋でレコードを聴きながらその日の反省と次の練習までの課題を話し合う。そんな賑やかな日々を楽しんでいたのだが……?

バンドがいざ始まったときに、おそらく一番最初の争いの種になるもの……それは「バンド名をどうするか」ということと、「誰がボーカルをやるか」ということですね。やはりここには、それぞれの思惑だったり、利害関係が大きく絡んでくるわけですから。そこには虚栄心があったり、譲ることのできない切実な願いがあったり、恥じらいがあったり、もしくはそもそも関心がなかったり。こういう個人個人の事情を擦り合わせていくことが、ある意味ではバンド活動の本質であると言えます。今巻では、主にそうした三人の駆け引きの模様が描かれています。キーとなるのは、斉藤さん。変わり者である彼は、バンドを組んだ経験もなかったのに、なぜベースという楽器を選んだのか。

理由を知った二人はそれぞれ心を動かされ、バンドはさらに前進を続けますが、彼らはしがないサラリーマン。のっぴきならない生活上の問題に巻き込まれ、活動に暗雲が立ちこめ始めます。いや、これから先、どうするんでしょうね。

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Lostwomen

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「Private World (6)」 / ザワ・フリークビート
販売価格(税込): 350 円
A5判 60ページ
発行日: 2013/02